では、前回に引き続き、私が通っているCLの体外受精説明会の内容をお伝えさせていただきます。

 

前回の記事はこちら。↓

体外説明会の内容 1

 

 

↓ここからは体外受精の本題に入ります。

 

 

 

⑨体外受精をするとわかること

・採卵することで、卵子の検査になる。(卵子検査の唯一の方法)

・精子とあわせて受精できるかがわかる。(受精検査)

 

この2つがわかる。残念ながら、着床という現象は目で確認ができない。

着床=妊娠ということになる。

 

 

 

⑩ART(体外受精)治療周期数 2012

↑これは年齢別の体外受精を行っている件数。

 

日本は39歳から41歳がピークで、39歳が一番ピークとなっている。

体外受精全32万件中、約半数が39歳以上

その結果、32万件行っても5万3千件しか妊娠していない。

よって、日本の体外受精成功率は17%となっている。

 

 

この図を見てわかるように、37歳から急激に妊娠率が低下していく。

37歳までは妊娠率がほぼ40%となっているが、37歳を境に下降していっている。

 

紫の線は流産率。

年齢が高くなるとどんどん確率は高くなっていく。

 

※これらのグラフは、日本産婦人科学会のHPに載っているのでいつでも閲覧できます。

 

 

 

⑪体外受精における排卵誘発

排卵誘発を行う理由→複数個の卵子獲得を期待!

 

1.Long法…点鼻薬を使用し排卵抑制し連日注射

2.Short法…点鼻薬を使用し排卵抑制し連日注射

3.準自然周期法…少し注射を打って少し卵子を増やす

4.完全自然周期法…1回も注射をしないで自然に育った1つの卵子を採る

 

1と2はあまりにもたくさん卵子ができるため、副作用が強い。

4は1つの卵子しかないので、成功率が低い。

なので、当CLは3の準自然周期法を主流としている。

 

 

 

⑫準自然周期誘発法の特徴

・少ない排卵誘発で、良好卵子を複数個獲得!!(3~6個を期待)

・卵巣過剰刺激症候群の発症は少ない。(安全!)

・ただし、排卵抑制をしないので排卵してしまうことがある。

→そのために当CLは土日祝も対応している。

 

 

 

⑬採卵~移植の流れ

来院時間…当日は朝8~10時頃に来院。

(採卵日に精子持参。ご主人の付き添いは不要。)

帰宅時間

麻酔あり→麻酔の影響で帰宅はお昼頃。仕事は当日のみ休む。

麻酔なし→採卵後すぐ帰宅(仕事)が可能。

※麻酔は静脈麻酔。

受精の確認 …翌日に電話で確認。

・移植数や移植卵の最終決定は移植日当日となる。

 

 

 

⑭準自然周期法体外受精の流れ

 

 

 

⑮顕微授精について

精子を1匹選んで、確実に卵子の中に入れていく方法。

針は、髪の毛よりも細い。

卵子に傷がついてしまうが、自然に修復されるので問題ないと言われている。

(顕微で生まれた子どもたちが元気に育っているから。)

 

この方法は、精子の数が少なかったり元気がなかったりする場合に行われる。

また、卵子のまわりが硬く、精子が入っていけない場合にも用いられる。

 

 

 

⑯顕微授精の適応

1.精子が特に少ない場合 (全体の4割)

2.前回の体外受精で受精しなかった場合 (全体の1割)

→おそらく卵子が硬い。

3.ご夫婦の希望 (全体の5割)

・凍結精子を使用の場合

・貴重卵の有効活用

・受精しなかったら不安

 

年齢が高い場合は、卵子が貴重であることも多いので、顕微授精を提案させてもらっている。

 

 

 

⑰受精率の確率

卵子・精子ともに見た目が正常な場合

・通常での受精率…約70%

・顕微授精の場合…約85%

 

初回体外受精で、卵子・精子ともに正常にも関わらず1個も受精しないご夫婦は15組に1組。(約6%)

 

 

 

⑱胚移植数について

移植数が多いと妊娠率は高くなるが、多胎妊娠の可能性が出てくる。

【日本産婦人科学会の規則】

35歳未満で移植2回までは、1胚移植とする

 

36歳以上なら2個以上移植することができるが、35歳未満だと3回目の移植からしか2個以上移植することはできない。

 

 

 

⑲胚移植について

・子宮に戻す個数は、受精の状態を見て相談する。

複数個戻して、妊娠を期待する?

多胎を予防するために1個しか戻さない?

余剰胚の融解後の妊娠率は非常に高い!

 

・胚移植の時期は、通常採卵2~3日後に行う。

・施行時間は5分ほど。痛みもない。

→数分の安静後、すぐに帰宅可能。

 

 

 

 

すみません。まだ途中なのですが、今回も長くなりそうなのでここまでにさせてください。

次回で最終回となります!!

 

では、また次回を楽しみにしていてください。