不育症の診断を受け、その日は晴れやかな気持ちで家路につきました。

旦那さんと、不妊治療の相談をしている母と姉にすぐLINEで報告。

これはいつもの流れです。

通院した日はいつもこのメンバーに報告しているんです。

 

私一人じゃ、不妊治療の悩みや通院の悩みは抱えきれない…

旦那さんにまず報告しますが、旦那さんはもちろん仕事中。

なので、母と姉がすぐに話を聞いてくれるのは私にとってはかなり心の支えなんです。

相談に乗ってくれたり、励ましてくれたり…

それだけでなく、私以上に気になることを検索してくれる時もある。

家族みんなで治療を頑張っている…そんな気持ちになります♡

 

 

と、話が逸れましたが、不育症の診断を受けた翌日くらいからだんだんと悲しく辛く、そして悔しい気持ちが増してきました。

『不育症とわかって良かった!』

診断を受けた当日はそう思っていました。

でも、前回8週で流産してしまった子。

だんだんその子のことを 考えるようになりました。

 

私の不育症原因は、血液凝固。

血液が固まりやすいためお腹の子に血液が十分に行き届かなく、育たなくなってしまうのです。

 

流産の原因はそれだけではないかもしれない。

染色体異常だったのかもしれない。

でも、

『私がこんな体だからいなくなってしまったんだ。』

『血液が行き届かなくて、きっと苦しかったよね。』

『ごめんね。ごめんね。』

『私が不育症じゃなければ今頃大きくなってたんだろうな。』

こんなことをずーっと考えるようになってしまったんです。

 

心拍まで確認できたのに。

トクトクトクトク…動いてたのに。

 

しばらく辛かった。

悔しくて悔しくて、涙した日もありました。

 

 

悔しいと思った理由はもう一つあります。

妊娠がわかってすぐに杉山産婦人科の先生に相談しました。

私がいつも診てもらっているあの男性医師です。

 

「前に化学流産ですが、ダメになったこともあるので心配なんです。」

「流産を防げる薬があるなら今から飲みたいのですが…」

 

デュファストンは流産予防で処方されるというのはよく聞きますよね。

飲んでも意味がないという話も聞くので、気休めなのかもしれません。

でも、デュファストンやそれ以外に何かないのかな?

 

先生から返ってきた返事は、

「そんな薬ないから!」

「何?何ていう薬?」と。

若干馬鹿にしたような感じで言われました。

 

結局私の不安な気持ちなんて1ミリもわかってもらえず、すぐにその会話は終わったのです。

 

その後流産し、それから数ヶ月後の不育症検査後に先生が言った言葉は、

「妊娠したらバファリンを飲みましょう!」

 

『はあ!?飲める薬あったんじゃん!!!』

もちろん、結果論かもしれません。

でも、あの時先生がもっと私の気持ちに寄り添ってくれていたら、もっと違う言い方をしてくれていたら、もっともっと考えてくれていたら、たぶんこんなに悔しい気持ちにはなっていなかったんだと思います。

 

これをきっかけに少しずつ、この先生に対して不信感を抱くようになっていきました。

杉山産婦人科(世田谷)ではおそらく、院長以外で一番経験豊富な医師なんだと思います。

なのでずっと指名していました。

でも、私との溝はその後どんどん深くなっていったのです。

 

 

ちなみに後で知ったのですが、私と同じく一度流産を経験している友人は、二度目の妊娠発覚後、医師の方から流産予防の薬を勧めてくれ処方してくれたそうです。

その薬は、デュファストン・アスピリン・バファリン。

その友人は不育症検査はしていません。でも、医師の判断で薬を出してくれたのです。

そういう医師もいるんです。

 

その話を聞いてますます悔しくなりました。

私の流産はやっぱり防げたのかもしれない、と。